納め札はお詣りした回数により、色が違う。白色は1〜4回、緑色は5〜7回、赤色は8〜24回、銀色は25〜49回、金色は50〜99回、錦の納め札は100回以上と決められている。
納め札入れ箱には白色の納め札が沢山入っており、緑色や赤色のはちらほら見られる。銀色や金色には滅多にお目にかかれない。ましてや錦札に至っては宝くじの1等が当たるようなものだ。
自分の納め札を納め札入れ箱に入れるとき、先にお詣りした人が入れた金色や銀色の納め札が目に付いたら、そっと頂き、その人の徳を分けてもらえるという慣わしがあるそうだ。しかし、納め入れ箱の中をかき回して探してはいけないと添乗員が言っていた。その人の「業」をもらうことになるというのだ。
・錦札は財布の中に入れておくと護身用のお守りになる。
・金札は病人の枕元に忍ばせて、毎晩「大師宝号」を3回唱えて寝ると、病が軽くなり早く治る。
・赤札は荒神様を鎮める効力がある。
・緑札は水神様を鎮める効力がある。
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