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生きているのでは無い、生かされているのだ(山田無文)

この言葉を求めて遍路の旅に
  
2回目(二回り目)の機会が訪れました。NHKの趣味悠々で、「はじめてのお遍路」という番組が放映され、私も出がけることにしました。
2回目に当り
〇郵駟從の3信条を心がける
 1、摂取不捨の御誓言を信じ、同行二人の振興に励む。(常に大師と共にいる思い)
 2、何事も修行と心得て、愚痴、妄語を慎む。
            (困ったことや苦しいことは、試練や修行と考える)
 3、現世利益の霊験を信じ、八十八使の煩悩を消滅させる。
   (今生きているこの世で受ける仏の恵みに感謝し、巡拝しながら、一つずつ煩悩を消す)
   弘法大師の加護を受け歩む道。いやなことがあっても試練と受け止め、
         心身を鍛えながら「ありがとう」という感謝の気持ちを常に忘れずに歩む。
    遍路道には常に新しい「ありがとう」が待っている。
究極の遍路は通し打ちなのでしょうが、家の都合もあります。私には連れ合いに留守番さ
    せて1ヶ月以上も家を空けるのはとてもできません。
      今回も区切り打ちで、完全踏破にチャレンジです。
 計画は他の人の時間を参考に組みました。しかし、他人と自分の比較は難しいです。

般若心経とは--解説の本がありました。参考に読んでください。
般若とはすばらしい知恵のこと。そして波羅密多とは六波羅密多、すなわちゥ分よりも他人の救いを先にする「大乗の菩薩」という考え方による実践の徳目です。
人間は生前の行いによって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という6つの世界に生まれ変わります。人間よりも下に翌ソるのを救うためには、布{、揄A忍辱(にんにく)、精進、禅定、智慧という6つの修行をして、成仏しなければなりません。
布{とは、僧にお経をあげてもらったときや寄付をする際に差し上げるお金などの財物のことです。布{はお金に限りません。相閧フ不安をなくす、やさしいまなざしや言葉などもあります。
揄ニは、戒を持つこと。これを十戒といい、具体的には十戒善を差します。
不E生、不偸盗、不ラ淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不恤菘、不疳恚、不ラ見。
忍辱とは、辛抱すること。
精進とは、一生懸命努力すること。
禅定とは、坐禅を組んでこころを翌ソ着けることです。
6つの修行をすると、智慧が出てきます。これが"般若"です。
仏様の場合、「智慧」と書きます。"知"の下の"日"は、宇宙の真理を指します。
この6つのことを修行することを「六波羅密多行」といいます。こうすることで自身が成仏する助けになります。
お仏壇に水、塗香(ずこう)=塗香(ずこう)は非常に細かい粒子のお香で、塗香入(ずこうい)れに入れて用います。小麦粉にも似た触感があり、少量を閧ノ塗り、その香りを吸い、仏前で自らの心身を清めるために使用します。
花、線香、飯、ローソクの6品をお供えするのは、六波羅密多行を知らずに亡くなったご先祖様に、6つの修行をすることで成仏できることを知らせるためです。
水は布{(感謝する気揩ソ)、塗香は持戒(よいことに励む)、花は忍辱(怒りやすいこころを鎮める)、線香は精進(怠けごころをなくす)、飯は禅定(こころを翌ソ着かせる)、ローソクは智慧(人間の悩めるこころを智
慧の光で明るくする)を表しています。これら6つをお供えすることを六諫{といいます。お仏壇にお供えをして、お仏前でお経を唱えます。こうするこによってご先祖様が成仏できるのです。



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