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伊予の国菩提の道場


  • 11/21 小松目指して
    ろんどん荘→(64番)前神寺→(63番)吉祥寺→(62番)宝寿寺→(61番)香園寺→ビジネス旅館小松
  • 11/23 ここも3度目の宿泊だ
    仙遊寺宿坊→(57番)栄福寺→(56番)泰山寺→(55番)南光坊→(54番)延命寺→大西まで歩き戻る→今治港ホテル菊水

11/21 晴れ気温17℃通算7日目 小松まで長い道のりだ。
 
ろんどん荘→(64番)前神寺→(63番)吉祥寺→(62番)宝寿寺→(61番)香園寺   →ビジネス旅館小松

 朝いつもの時間に起きて用意を始める。朝食は夕べ買い求めたものを食べ
る。足を考えて途中までJRで移動することに決める。伊予西条まで乗ってゆこ
行う。ろんどん荘でもう一人のおへんろさんと女将さんとでコーヒーを飲みなが
ら、ゆっくりと話をする。もう一人のおへんろさんはなかなかできた人である。大
阪からきたといわれたがどこで習われたのかご詠歌を2曲聞かせていただいた
。接待された時はお礼に謡い相手に聞いてもらっているという。私は何も謡え
ない。その後お礼を言って女将さんと別れ駅へ。西条で降りて歩く。
国道11号を歩き神戸小学校ではテントが沢山張られていたが、何の催しがある
のか分らない。湯乃谷温泉行くへんろ道に途中から入る。湯之谷温泉旅館は
古びた建物である。
64番 前神寺裏側から入ることにへんろ道はなっている。お参りしてまた、へ
んろ道に戻り歩く。昔の街道という雰囲気の道である。
屋台
 歩いている途中で屋台蔵から引き出して飾り付けをしてい
屋台の飾り物
るところを二ヶ所で見かけた。若い男集
が集って飾り付けていたので、話をして
写真を撮らさせてもらう。
これが後で西条で有名な太鼓台だとい
うことだった。
屋台の下には車輪が着いていた。
テレビで見たら柱を括りつけて神輿のよ
うに担いでいた。
西条祭りのHPにhttp://www.saijomatsuri.jp/matsuri/に
よると、
愛媛県西条市内で10月(10/14,15,16日)
に開催される祭礼。だんじり(屋台ともいう)、みこし、太鼓台が神社に奉納され
る。江戸時代から300年も続いているというこの祀り。
市内で奉納されるだんじりなどの台数は150台を越える。
当サイトでは特に、伊曽乃神社の例大祭を中心に”西条まつり”を紹介している
。伊曽乃神社例大祭に奉納するだんじり・みこしは81台と、ひとつの神社に奉
納される御輿の数としては他に例のない大きな祭りである。
と書かれているが、日時から言うと今日は11月の21日である。
しかし、HPの橘の太鼓台の写真と当日橘公民館のところで見たものと、同じも
のと考えられる。もう一カ所でも組み立てていたが、場所がはっきり覚えていな
いが、多分氷見の朝日町の台ではなかったか---?
そして
63番 吉祥寺へ着く。その後へんろ道に戻らず国道を62番に向かって
歩く。途中
国道沿いの喫茶店で時間的に早いけどお昼にする。
62番 宝寿寺
12時過ぎに着いた。納経所がお昼休みで12時40分からと書
いてあり閉まっている。居合わせた皆さんとぶつぶつ言いながら時間の来るの
を待つ。少しの時間も待てない世の中になってしまっているのだな---。
しかし、今までお昼休みで納経所を閉鎖する札所は始めてである。
「おへんろ」していても悟りが開けないというか、人間ができていないから不平不
満がでるのだろう。まだまだ、一人の人間として精進いなくてはいけないと思っ
出来事であった。納経を済ませ、61番に向かう。
もう、61番で今日の予定は終了なので時間に余裕があるのでゆっくりである。
61番 香園寺では団体客が多くて大変にぎやかである。
ここも大師堂は2階にある。納経しベンチで一休みする。帰りに門前で物を売っ
ている人に明日行く横峰山がどれなのか聞いてみたが知らないという。地図は
あるので差し上げるというが、持つているのでと辞退する。
ここから眺めると高い山が右と左にあるが、どうも向かって右手の山が横峰山
だろう。
小松に戻っても時間早い。駅前のお店では外までお客が並んでいる。何を売
っているのだろうか。しゃれたスイーツでもやっているのだろうか。ここに並んで
入るわけには行かないので、昼飯を食べた喫茶店へ時間つぶしに入る。
その後早いが宿へ行く。今日はお嬢さんがいてくれて良かった。部屋はどこで
もといっていたが、洋間でもいいですかと言われるのでOKといって階段したの
部屋に入る。風呂に入りゆっくりとする。明日は横峰を征服しなくてはいけない
ので、ゆっくりし足の回復を願う。
食事の時にお金を払い明日は早く出ると頼んでおく。今晩はおかしなカップル
と、40代の女性の一人歩きのへんろさん、私ともう一人の歩き、車と思われる
二組のお年寄りグループの9人である。二組を除いた5人で話をしながら食事
をいただく。変なカップルは連泊で今日は「すきやき」である。歩きの彼は若い
が食事も好き嫌いが激しい。
ベットが柔らかいので困った意外、他に不都合はない。

宿泊先

ビジネス旅館
小松

電話番号:0898-72-5881
住   所:西条市小松町新屋敷363-6
宿泊料金:4,725円 1泊1食付き
トイレ(和式)、ハミガキセットあり、風呂タオルあり。
リピート度: ○

11/22 晴れ気温15℃通算8日目 仙遊寺までがんばるぞ
  ビジネス旅館小松→(60番)横峯寺→(59番)国分寺→→(58番)仙遊寺→宿坊

  いつもの通り4時半に目を覚ます。夕べ買い求めたもので朝食を済ます。
5時半に出かける。朝食の準備におばさんが出て見えたので、お礼をいってで
る。夕べ変なカップルが横峯に言ってきたといっていたので道を聞いておいた。
食堂の壁にも地図があったので確認した。
小松からのへんろ道は大変上りやすい道である。他の道に比べて距離も短い
し、坂も急でない。体力のない人にはお勧めである。
林道からの分かれ道の標識
最初の目印のポスト
小松の駅前の道を進む。
宿はこの道の途中にある。
一つ目の信号を横切り、突
き当りまで進み右折。数十
メートル進むとカーブミラー
の下に箱型の郵便ポストが
あるのが目印で左折する。
そのまま進むと、高速の下
に出る。少し上ると十字路
になり右に進むとサービスエリアの方に行く。そのまま山沿いの道を進むと左曲がりの道になってくる。左手の上には鶏舎があるので臭いでわかるはずだ。その後今度は採石場が現れる。たどり着
奥の院への道との出会い
いた所に検貫所の建物がある。その右側の道を小さな小川沿いに進む。林道をそのまま進むと、コンクリート製の橋が二つ出てくる。一つ目は幅広い橋であり、二つ目の橋を過ぎると左の草むらの中に標識がある。
それを目印に左のへんろ道に入る。
ここからは山道になってくるが、つづら折の道なので
坂道の勾配は緩やかである。これを上りきったところ
が写真の奥の院への道との出会いである。
その後は上ったり下ったりで横へ移動する道である。
下から私でも3時間で上れた。下りも思ったより時間がかかって往復で5時間半。健脚なら5時間で十分だろう。
天気予報で雨になると言っていたのでせめて上りきるまで降らないように早め
に歩き出したのだが、横へ移動している途中でもう降り出してしまう。今回はよく
雨に降られることだ。結局標高660の地点の車道に出たところでカッパを着るこ
とになった。すこしで車道と別れ右の鎖が張られた道を上る。
60番 横峯寺では、雨のせいかお参りの人は少ない。納経所で女の人が出
て見えて色々聞かれる。夕べ食事のときにカップルもそんなことを言っていた。
話し好きの人なのだろう。無言でしかめ面より人当たりがよいのでこれでいいか
。少し話してお暇する。その後はずーとカッパを着たままであった。下りかけて
暫らく歩くと夕べ宿で一緒になった女性とすれ違う。何時に出られましたかとい
うので、5時と返事し別れる。その後ずっと下ったところでやっと男の人に会う。
彼は
駅前の行列のできる店
だいぶまいっている。後どれくらいと聞くのでもう少しと励ます。
駅前に11時に着いたが雨なのでJRで移動しようとし
たが、11時台はない。
しかたがないので、昨日行列ができていたお店に入
ることにする。
マルブンという名のお店でHPによると
http://www.marubun8.com/top.html
畑も自分で畑で野菜を作り、お客様に食べていただ
くのが会社のポリシーだそうです。
パスタなど今風の食事の店である。オムライスを注文
する。久しぶりに都会の味にめぐり合えたようだ。美味しくいただいた。
お遍路していてもたまにはこんなお店でゆっくりとおいしいものをいただくのもい
いのではないかと思った。寒いのでゆっくりしていってくださいと言われ、コーヒ
ーを頼む。時間ありますかと聞かれるが十分あるのでありますと答える。
列車の時間までは居られないので出る。
三芳まで乗ってその後歩く。桜井小学校を通り過ぎたのでもう近いはずだ。
国分寺近くの道は広くするための工事中であった。入り口のタオル屋さんは近
頃は開いているのか分らないほど、元気がないようだ。
59番 国分寺へ。雨は相変わらず降っている。その後は今回も竹林寺経由
でなく、前回と同じ道で目指す。近頃のへんろ道は頓田川の橋を渡ったところ
の信号を左に下る道が指定されているようだ。
途中の松木団地から苦情でもあったのだろうか。踏み切りを渡り、小さな川の
橋を渡って始めのT字路で左に曲がり進む。このあたりが松木団地である。
国道196号を越えて小川沿いの道を進む。村はずれの畑の中で一本右の道
に変えて歩くと池の畔に着く。ここから険しいへんろ道にだんだん入っていくこと
になる。車道に出るまでが大変である。車道に出るとまたへんろ道が分かれる
が、歩きにくいのでそのまま車道を進む。車のスイッチバック点に来ればもう着
いたも同然だ。
58番 仙遊寺である。お参り、納経を済ませ宿坊へと行く。
入り口には足湯が作られている。カッパは玄関先に物干しがあるのでかけて濡
れているのを乾かす。受付を済ませ部屋に案内してもらい、ひとまずやれやれ
である。
部屋は着物かけと数本のハンガー、長いテーブル一台。板の間に畳らしきもの
が布団を敷くスペース分ある部屋である。広さは4畳程度でちょうど良い。宿坊
なのでテレビはもちろん無い。お茶のポットもない。始めには一杯だけ部屋を
案内してくれた時に持ってきてくれたが、廊下に用意してありますとの説明もな
かったが、探したら湯飲みとポットが置いてあり、セルフサービスになっている
のだ。
お風呂へは下まで降りなければならないが、今晩も人が少ないので小さい方の
風呂である。先客が一人みえて一緒に入る。ここの湯も肌がつるつるになる単
純泉だ。
 宿坊での夕食は朱塗りのお膳と器にのった精進料理である。ビール・酒はO
Kである。また、翌朝のお勤めを終わったあとの朝食は玄米のお粥だったが、
これもまた宿坊らしくて良かったが私には合わない。
夕食は肉類を一切用いず、野菜や穀物、豆類だけを使った精進料理で、思っ
たより美味しかった。季節の食材を用い、手間暇と工夫が施されているのを感
じた。精進料理と言うと薄味を連想しますが、しっかり味付けされた品もあり美
味しかった。
夕食
中でも、露草・十薬(ドクダミ)・金時草の葉をカラッと揚げた天麩羅
がサッパリしていて、なかなかでした。
 白米に慣れた私にとって、玄米ごはんはだめ
でした。ごましおのふりかけを使うと食べやすく
なるとのことでしたが、独特の食感とベッタリした感じは消えず、やっぱり食べにくかったので、
用意されていた白ご飯をいただきました。食後
もどうぞゆっくりして行って下さいと、ちょっとし
たお菓子とコーヒーまでごちそうになった。
インスタントでセルフサービスです。すごく居心
地良かった。しかし、それも自由に飲んでいいと言われた人と言われない人がいて、差別された感じがしました。御住職の奥さん(お庫裏さん)、そして小坊主なのか住み込み
で国を離れて働いている女性(若い)の皆さんの温かいもてなしがうれしかった。

お庫裏さんが食事中に宿帳を掲げながら、誰々さんはと手を挙げさせ皆さんに
一人ひとりを紹介をされる。宿帳なのでどこどこの県からおみえのだれだれさん
という紹介の仕方である。終わってからの話のきっかけがお陰でできた。
食事の時には先ほどお風呂でご一緒した人などテーブルに同席した6人と話
をする。今日で終わりの人2人。あまり詳しい話をせす世間話で終わる。
   
宿泊先

仙遊寺
宿坊

電話番号:0898-55-2141
     
住   所:今治市玉川町別所甲483
宿泊料金:5,800円 1泊2食付き
トイレ(和、洋式)、洗濯200円、乾燥機13分で100円。ハミガキ、風呂用タオルなし。
リピート度: ○


11/23 晴れ気温15℃通算9日目 南光坊で「ひら田」さんに会えるかな楽しみだ

  仙遊寺宿坊→(57番)栄福寺→(56番)泰山寺→(55番)南光坊→(54番)延命寺
  →大西まで歩き戻る→今治港ホテル菊水

 6 時からの朝のお勤めに出るように用意する。白衣を着て本堂へ出かける。
ストーブが焚かれていて温かい。寒いといけないと思って沢山着てきた。
夕べ広間で空手を習っていた若者が案内人である(先生は住職)。定刻に始ま
る。宿泊者でなくてもここのお寺は参加が自由と書かれていた。今日も三人の
人が左側の廊下に並んでいる。彼らはお経が住むと退席していってしまった。
本堂の畳の上に座っているのはすべて宿泊者である。お経は30分程度で終
わった。その後評判のお説教が始まる。約1時間である。
話から住職 小山田憲正氏は高野山大学で学び、高野山での辛い修行を終
えたが、在家出身のため修行を終えても、行くお寺がなく、途方にくれていた。
本尊千手観世音菩薩
小山田住職
 仙遊寺の副住職募集を知
り、訪ねて行くと、檀家の人
たちは、「かわいそうに」と言
う。最初は何のことかはわ
からなかったが、仕えてみて
小坊主の仕事の内容だった
ことがわかった。何人もの修
行僧が続かずやめていった
そうだ。10年余り、ここでも
辛い日々を過ごしていたと
いう。例えば、汲み取り式トイレの汚物処理。当時から
札所の一つであったため、おへんろさんの大量の汚
物がたまったものを、1人で処理したという。処理とは
、桶に汲み取った汚物を振り分けで担ぎ山を登り、撒
くのだ。我慢のかいあって副住職となり、先代の住職が他界したあと、住職にな
った。
朝食
ご本尊
そんな話から始まり、同席者一人
ひとりに尋ねながら話を進められ
る。出身は名古屋と言われた。

遍路道文化世界遺産化の会

表 も兼ねられていて今はそれに
力を注いでいるという。
お話(説教)が終わり、本尊の真下
まで行って見てくださいとのこと。
写真も撮って良いとのことです。
他の寺では堂内でカメラはダメと
言われているがここでは、何を撮っても良い。住職 も気軽に並んで写真を撮らしていただいた。本堂内は撮影会のよう。終わって朝食を頂くが玄米のお粥だった。、これも私は口に合わないので白飯をいただいた。
接待のシール
食後、例のコーヒーをご馳走になり宿賃を払う。
お礼に頂いたのが写真のお守りシールである。
部屋に戻り用意し出かける。玄関までお見送りである
。車道をひたすら下る。やっと右に入るへんろ道に着いた。草を掻き分けて入り口を入る。車道を横切り進
むやがて池のところに出ると、下りになり、便所があり、養鶏場があらわれる。
57番 栄福寺に到着である。
その後、歩き出すと細いへんろ道で多くのおへんろさ
んとすれ違う。おへんろを写真に収めようと待ち構えて
いる人もいた。県道155号で蒼社川の橋を渡り堤防道路を歩く。案内の札に従
い堤防を下り歩く。このまま真っ直ぐに行けば56番である。
56番 泰山寺でも人は少ない。祭日なのだが---。
その後へんろ道を55番に向かって歩く。県道156号を渡ったところでへんろ道
と別れ、左折し一本奥の道を歩く。車が少なくて歩きやすいからだ。途中で小さ
な川の護岸工事中であった。JRのガードでへんろ道と一緒になる。55番 南光坊に着いた。本堂、向かい側の大師堂とお参りし、納経所へ向かう。納経所
に会いたかったひら田さんがお見えになった。納経帳を差し出しお願いし、先
頂いたパン
回の(2年前)お礼を述べる。人も少ないので少し話を
させていただいた。
先回はいい事が続いたとお礼を言うと、接待だといっ
てパンを差し出されたので、納札を書いて差出し貰っ
てもらう。パンはおやつに途中でいただいた。
ひら田さんに別れ、次の54番を目指すが、県道38
号を通り越してまだ西へ進んでいたらすれ違った女
性が道が違っていませんかと言われる。川の辺まで
歩き左へ方向を変えて歩く。やっと県道に出て一安
心である。橋を渡り今治北校の前を歩いていると、こんどはおじさんが声をかけ
てくれる。54番へ行くというと私もそちらの方へ散歩に行くから一緒に歩きまし
ょうと、道案内を買ってでられるのでお願いすることにし、世間話をしながら後を
付いてゆく。もと自衛隊にいて、再就職で役所にいたが定年で辞めて、毎朝の
散歩に54番さんの手前の高速の下まで毎日歩いているとのことだ。
へんろ道はお墓の中を歩くことになるので、川沿いのこの道を歩きましょうと言
われる。県道の反対側を歩くことが多いので車にも気つけなくてもいいので良い
道だ。高速の下でその先の道を教えていただきお礼を言って別れる。そのまま
けんどうを歩き案内があるところで右に入る。すると
54番 延命寺である。
前回は大雨に会って、NHKテレビの撮影にも会った。お陰で全国ネットで2回
も放送され地元で色々な人に見たよと声をかけられた。
お礼もこめてお参りをする。その後、県道に戻り歩く。国道との出合いのまんじ
ゅう屋さんはいつもお客がいる。ホテル来島の前を過ぎて次の三叉路を右に入
り歩く。大西駅の手前で道路工事中で駅の前へ回り道せよと言われる。
駅前の大西タクシーを過ぎて幼稚園を過ぎへんろ道に戻るが、今日はここまで
にして昼飯に国道沿いのファミレスに行く。前回も食べたので場所は分ってい
たのである。
今治城天守
 
今治城
ゆっくり食べて今晩の宿今治まで戻ることにする。
今治までは先ほどの大西
の駅からは列車で移動。駅
で帰りのキップを買い求め
る。
今晩の宿はここも3度目の
になる。今治港近くのホテ
ル菊水。時間が早いので
今治城を探して見学するこ
とにする。お金は天守閣に
登頂しなければ無料。
城内に入って下までは行けます。
団体客があり賑わっていた。高知、松山、宇和島でもお城はあるのだが、見学
に訪れたことは今回がはじめてである。
終わって宿へ行く。チェックインして部屋で寛ぐ。夕食は6時にたのんだ。また
、おいしいかぶと煮がいただける。

宿泊先

Hotel 菊水
今治

電話番号:0898-23-3330,FAX:0898-23-8472
   http://www4.ocn.ne.jp/~kikusui
住   所:今治市中浜町1-2-5
宿泊料金:7,140円 1泊1食付き
トイレ(洋式)、洗濯機(有)、乾燥機(有)、ビジネスホテルなのでタオルセットなどすべてあり。
リピート度: ◎


11/24 晴れ気温16℃通算10日目 53番まで歩く
  ホテル菊水→(53番)円明寺→JRで北条へもどる→太田屋ビジネス旅館

  4時半に起きる。6時過ぎのJRに乗るため5時半に宿を出る。
今治から昨日の大西まで乗ってゆく。大西を降りてタクシー会社の前を歩きへ
んろ道を目指す。予讃線のガードを潜り、ひたすら歩く。国道196号の右だった
り左側だったりで国道部分を歩くのは少ない。しかし、太陽石油の製油所の裏
側は道が無い。消防署を右手に入るが、すぐに石油会社のフェンスに阻まれ
進めない。新しい地図は変更になっているのか。
国道まで戻って順打ちの時の道にする。遍照院に立ち寄る。休憩してからは暫
らく国道を歩くことになる。沿道には瓦屋さんが多い。前回も立ち寄った休憩所
でカエルの根付けをいただく。地元の小学生が作ったと書かれていた。

カエルの根付け
今回はぜひ鎌大師に寄りたいので道を間違えないよ
うにしないといけない。先回は北条で立岩川を渡った
ところで曲がらないといけないのを通り過ぎてしまって
国道歩き、道の駅風早の里経由になってしまった。
浅海駅を通り越し踏切が寄ってきたところで、踏切を
渡り歩く。少し入るともう案内も標識も無くなって道が
正しいのか、間違っているのか不安だ。聞く人も見か
けない。上りかけて右に入るへんろ道が探しても分ら
ずそのまま車道を大回りして上る。
下りになったところにタオル工場があり、道も広く今までの道とは大違いである
。途中から左の細い道に入るとすぐに着いた。
鎌大師
 
鎌大師の休憩所

境内には休憩所があり、ミ
カン、お菓子などとお茶の
ボトルが置いてあった。
その後は、先回は県道17
9号を歩いたので今回は国
道を歩くことにする。
立岩川の大師橋を渡り堤
防道路から下りへんろ道に
。細い田んぼ道を歩くと、
近代的な聖カタリナの大学の学内に入ってしまう。郵便局のところでやっと公
道にでたようだ。そのまま郵便局の横の道を真っ直ぐに進むと国道と合流する
。その後はひたすら国道を歩く。光洋台のところで国道はこの先に長い大谷ト
ンネルがあるので旧道へ戻り歩く。そろそろ食事がしたいが、休みのところが多
くてなかなか見つからない。大谷の坂道を上るところに喫茶店があり、そこに入
ることに決める。付近の店が休みのせいか混んでいる。窓際の席に座りゆっくりとお昼にする。食後はコーヒーもいただく、この先もう近いので。
堀江で旧道と別れ、右に入る。この先は案内が無いのでまた不安になった。
しかし、なんとか53番 円明寺に着けた。14時であった。
本堂とお大師さまに報告とお願いをする。今回の区切り打ちは終りで、この先
は元気であれば来年またきたいものだ。
帰りはJRで宿のある北条まで戻ることになる。北条の太田屋さんの評判が良いので自分で体験しようとしたのである。松山近くまで行っていたのと明日のキップも松山から買ってあるのでで道後温泉でも良かったのだが。
太田屋の夕食
和気から列車で北条へもどり、太田屋を探す。
県道沿いの花へんろの看板のすぐ近くてあった。
料理屋さんであり、忘年会などができるように2階に
は大広間があった。
2階の屋外に洗濯場があるのでどうぞという説明だっ
ので、着替えて洗濯する。洗濯機は3台ほどあり無料
、洗剤も備えられている。乾燥機は100円だった。
部屋は洋間の2人部屋である。お風呂は1階の玄関
脇にあり、一番風呂に入れてもらう。
夕食は1階の食堂で掘りごたつで、足を伸ばせるようになっている。夕食はへ
んろさんは一緒のテーブルで、その他の人は別のテーブルでと気が使われて
いる。同席したへんろさんは北海道の札幌からきているという。毎年10月末か
ら12月始めにかけて回っているとのことだ。数年体の不調で止めたが、6回目
と言われた。飛行機で来るが1日まてば安く来れるとのことだった。
今日の泊まりは3人である。
部屋は外からもカギがかけられる。ビジネス旅館と書かれているだけのことは
ある。(評判は金額から行くと当然と思われるが)
 
宿泊先

太田屋
ビジネス旅館


電話番号:089-993-0021
   
住   所:北条市北条774
宿泊料金:7,140円 1泊2食付き
トイレ(和式、洋式)、ビジネスと同じでハミガキ、お風呂タオルあり。
リピート度:  ○


11/25 晴れ気温16℃通算11日目 帰るのみ
  

  • 太田屋ビジネス旅館→今治駅→岡山→岐阜羽島駅→自宅
  5時起床。6時半に食堂へ。ゆっくりと食べて時間の調整をする。食後宿賃を
払う。部屋のカギはフロントへ置いていってくれと言われた。
今治まで行って駅の中の喫茶で時間をつぶそうと決めて移動する。
構内のパンやさんの喫茶でコーヒーを飲み時間をつぶす。
今回の反省は一日目の強行軍である。お陰で歩きができず列車での移動を
余儀なくされた。次回は半日で27Kmは無理で、せいぜい20Km以下にしてお
かないと。原則歩きを通したいから。
  
宿泊先



電話番号:

住   所:
宿泊料金:
リピート度: 


      
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