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土佐の国修行の道場






11/22 晴れ7日目(通算17日目) 予定変えて今日もワープする
  鶴の家→三原→宗賀→下長谷→五味橋→下ノ加江→バス→(38番)金剛福寺
  →星空

  朝は、3時半に起きてオニギリを食べて用意して出かける。宿の玄関は開い
ていたが真っ暗で靴の紐が結べない。懐中電灯を点けて結ぶ。
先が遠いので早く歩き出す。
三原村まではだらだらとした登りが続く。三原役場あたりになると回りが明るくな
ってきた。特産物販売所には観光バスがもう人を集めに来ている。軽トラで送ら
れて女性が集まっていた。土佐清水への分かれ道へ来た。右折して急坂を上
るとトンネルで、こちらから38番へ歩いた方が近いのだ。次回機会があったら歩
いてみたいものだ。
今回はそのまま県道21を進む。宗賀で宮ノ川トンネルを通る道と一緒になる。
下長谷公会堂と書かれていたが、見過ごすような建物だ。
川と離れたり近づいたりして進む。

芳井のお休み所
芳井で竹で囲ったへんろ小屋があり、優しそうなおじ
さんがいて、休んで行きなさいと声がかかる。こちらも
ちょうど休憩したい所だったのでお言葉に甘えて休憩
させていただく。
カップラーメンから何でもありだ。電気ポットが置かれ
ていて温かいコーヒーをいただく。おじさんが作って
出していただけた。お茶菓子もあるのでどうぞと勧め
られる。今日は朝から寒いので有難かった。
体がやっと温まったようだ。
その後、すれ違う人にこの先に良い休憩所があるので寄っていきなさいと、進
める。下ノ加江に着いた。コンビにないかと川の反対側に渡り歩く。
結局、安宿の前のコンビにしかなかった。コンビニで弁当買い求め、温めてい
ただいて駐車場のベンチで食べる。お茶を接待された。
コンビニのスリーエフ
ガラスに貼られた
高知県に入ったらコンビに
はここに限る。ここでは、ガ
ラスに表示があるようにペッ
トボトルのお茶の接待をして
くれるのです。
何も買わないでもいいよう
ですが、そんなずうずうしい
こともなかなか出来ないが
---。
昼を食べて元気を取り戻し歩き出す。
坂を上って考えたが、時間がまだ早いので今日のうちに38番を済まそう。
足摺灯台
バス停で時間を確認すると後10分ほどで来るようだ
。バス停で待って乗る。
38番は池の修理をしていたが出来上がっていた。す
っかりきれいになった。 その後、宿を目指す。
宿は久しぶりに大変な処であった。
最近は少々の所では驚かなくなっていたが、ここは
ダメだ。
星空はこの先いつまで宿が続けられるのか心配。
年老いた老夫婦で経営されているのだ。テレビはデ
ジタルにチューナーで変更するようになっていて買い換えてはないということは
この先を考えてのことか。
星空の夕食
暖房はエアコンなのだが、古いので騒がしくて夜は
困った。食事はおかずを買ってきたのか冷たいもの
が出た。これではだめだ。電子レンジもないのかな?
洗濯は接待ですると言われたが、頼む気になれない
ので断った。
同宿は大学生の男の子1人で、背の高い子だ。
トイレは水洗でなくてもいいので、和式の便座でOK
なのに、便座に椅子を乗せたものに変えてある。こん
なのがいいと誰が進めたのか。とても座る気になれな
い。トイレはすっきりとして置いてくれないと。食事とトイレは譲れない。
最低の泊まる条件だと思うのだが。まだ、私は修行が足りないのでこんな我がま
まをいつているのだろう。
   
宿泊先

星空

電話番号:0880-82-8158
住   所:土佐清水市似布利58
宿泊料金:5,000円 1泊1食付き(おにぎり接待)
 トイレ(水洗でない和式に乗せた椅子式)、はみがきなし、
 洗濯接待、風呂のタオルは風呂場にあり。
リピート度: ×



11/23 晴れ8日目(通算18日目) 佐賀温泉まで行くぞ

    星空→下ノ加江→バス→中村→列車→入野→佐賀温泉

  ゆっくりでも良いのだか4時30分に起きる。6時前に用意して出かける。
靴を履いていると主人がオニギリを2ヶ接待してくれた。コーヒーも飲んでいけと
玄関まで作って持ってきてくれた。頂いてから出かける。
出かける前に部屋から見たとき屋根瓦が濡れているように見えたのでカッパを
用意したが降っていなかったのでよかった。それから、今日は祭日なのをすっ
かり忘れていて歩き出した。気がついたのは1時間以上歩いてからである。
大岐の浜
日の出
大岐でようやく明るくなっ
てきた。久百々過ぎた頃
日の出である。
その頃になると歩きへんろ
と出会うようになった。
途中でバスに乗ろうと考え
ていたが、祭日ダイヤで結
局は下ノ加江まで歩いた。バス停でゆっくり待つ。
バスは途中で沢山の人が乗ってきてほぼ満員になった。
中村の駅まで乗って列車のダイヤを見ると、普
通列車には接続していない。一時間ほど余裕があるので構内の喫茶店に入り
モーニングを注文する。
時間まで過ごして列車に乗る。バスで席を融通したご婦人も一緒である。
中村から先回歩いた入野で降りてその先は歩くことにする。しかし、電車が動き出す頃から雨が降り出した。歩き出す前に駅でカッパを上下着る。途中から本
降りになった。伊与喜のホーム下の自転車置き場で雨宿りし、接待されたオニ
ギリを頂く。お腹が減っていて美味しくいただく。
佐賀温泉の夕食
佐賀温泉へ早く着いたがフロントはいやな顔も
せず対応してくれた。すっかりニューリアルされ
て風呂も作り直したと説明された。部屋もきれい
に改装。しかし、おへんろ用ではなくなってしま
っている。以前は屋外にあった洗濯場は無くな
って出来ない。
早速、作り変えたという風呂へ入る。フロントでカ
ギを預け、代わりに下足箱のカギを預かる。
スリッパを下足箱に入れて、着替場へ。風呂は
全く新しいものに作りかえられていた。部屋の外には野天風呂もあり、肌がすべすべになる。
ゆっくりとお風呂をいただく。近くの人も日帰りで大勢きてみえた。
時間になったので食堂へゆく。食堂はあまり変わっていないように思える。
なかなかこったものがでた。ご飯はお代わり自由と言われるが一杯で十分だ。

宿泊先

佐賀温泉

電話番号:0880-55-7011
     http://www.kobushino-sato.jp/
住   所:黒潮町拳ノ川2162
宿泊料金:8,000円 1泊1食付き(入湯税含む)
トイレ(洋式)、ホテル並すべてあり。
リピート度: ◎

11/24 晴れ9日目(通算19日目)久礼まで歩くのだ
  佐賀温泉→(37番)岩本寺→六反地→影野→大坂へんろ道→土佐久礼→
  福屋旅館

  6時少し前から歩き出す。37番には思ったより早く着いた。窪川の駅に寄っ
て帰りのキップを買い求める。
 
岩本寺の天井画
その後は国道56号をひたすら歩く。道の駅あぐり窪川で一息入れる。六反地
ではこの先最後のコンビになので、弁当を買い求め
て持って歩く。
影野を過ぎへんろ道に入る。七子峠茶屋の前で昼飯
とする。身軽にして下りに入る。途中までは降りるのに
大変な急坂である。大坂谷川に沿って下る。土佐久
礼に着いた。早いので、コンビにがないか国道の方ま
で見に行ったがないので、戻ってスーパーで明日の
オニギリを買い求めてから、宿を探す。
駅前の通りから外れた裏道で、旅館が2軒並んでい
る。平田の時と同じようだ。評判のよい大谷旅館は満室で断られた。こちらはど
んな具合なのか心配だ。宿に入ったがここも布団が部屋に出ていないので、横
になるわけにもいかない。やはりへんろには布団が部屋においてあると好都合
だが。風呂の用意が出来たと連絡があり頂く。洗濯は無料だった。
トイレは汲み取りで簡易水洗にしてある。
福屋の夕食
また、食事は部屋食でこれも味気ない。
へんろにはお話ししながら食べるのが楽しいのに。
朝も布団は上げないでくださいと頼まれる。引いたま
まの方が片づけるのに好都合とのこと。
最近は、宿でお茶はほとんどのところ用意があるが、
お茶請けの菓子はほとんど出なくなった。
夕食は旅館なのでまあまあだ。
隣が満室なのでか、分からないが今日は同宿が4名
ぐらいだ。

  
宿泊先

福屋旅館
電話番号:0889-52-2958
   
住   所:中土佐町久礼中島
宿泊料金:6,000円 1泊1食付き(部屋食)
トイレ(汲み取りの簡易水洗式)、洗濯機、乾燥機(無料)
風呂のタオルはあり・ハミガキセットあり。
リピート度: ×


11/25 晴れ10日目(通算20日目) 須崎から列車に乗って帰る   のだ
  福屋旅館→焼坂→安和→道の駅かわうその里→(別格5番)大善寺→大師通り   →坂本龍馬首切りの地蔵→須崎駅→自宅へ

懐中電灯の光を頼りに歩き出す。私より先に出かけた人が同宿でいた。
久礼川の橋が掛け変わっていて、その先のへんろ道がどちらか迷う。
様子を見ると高速道路ができていてる。国道に沿って歩くことにする。これが正
解であった。国道に上がって暫らくして、焼坂へんろ道へ。安和でまた、国道と
一緒になる。このあたりに来るとへんろさんに出会うようになる。どの遍路さんも
最近は旧のへんろ道は歩かないで、国道を歩く人が多いように思われる。
道の駅かわうその里

町の中のお店で小休止する。その後は、国道を進む
。須崎の町に入ったところに在る道の駅「かわうその
里すさき」に寄るが、時間が早いのでお店は閉まった
ままだ。トイレのみ済ませ町の中心部歩く。
途中、時間が早いので大善寺へお参りに行く。大善
寺は二つ石大師と言うそうだ。
二つ石寺にあったありがたい教え。
この宗教の言葉が書かれていた。
自分の信心する宗教の教えと違う部分もあるが、納得できる面もある。
三の徳とは
二つ石寺から川端シンボルロードへの道を
お大師通りと名付けている。
シンボルロードは幅広くきれいに整備され
ているが、何か不自然さが見受けられる。
こぎれいな喫茶店がないか探したが、地元
の様にはない。あるのはカラオケ店と兼用
のお店が多い。
川端シンボルロード(池田堀)を国道近くま
で歩くが何もない、お昼弁当を買うコンビ
ニも無いので、スーパーを探して弁当を買
うことにして、スーパーに入る。時間が早い
が結構のお客の数である。持ち込んで列車
の中で食べよう。
散策の 途中で、面白い表札を見かけて探
して尋ねる。
坂本龍馬の首切り地蔵だという。
須崎市のHPによると、
 幕末、発生寺(ほっしようじ)の住職であっ
た智隆和尚(ちりゆうおしよう)は勤王の志
厚く、同寺は近隣の郷士や庄屋達の密会
の場であったという。
坂本龍馬も2度目に訪れたおりに志士達と熱論となり境内に安置されていた石
仏地蔵を木刀で一刀にて打ち落とした。その地蔵供養のために城山より取って
きた松の木を植えたと伝えられている。松か枯れるたびに、有uが植え替え、現
在の松は4代目のものである。傍には、智隆和尚の墓がある。
と記されていた。
宿泊先

鶴の家旅館


電話番号:0880-66-0310

住   所:宿毛市平田町戸内1659
宿泊料金:5,000円 (1泊1食付)
タオル、ハミガキセットあり、洗濯(接待)
トイレ(和式)
リピート度:◎



11/25 晴れ 10日目(通算20日目)須崎から列車で帰る  
 

懐中電灯の光を頼りに歩き出す。私より先に出かけた人が同宿でいた。
久礼川の橋が掛け変わっていて、その先のへんろ道がどちらか迷う。
様子を見ると高速道路ができていてる。国道に沿って歩くことにする。これが正
解であった。国道に上がって暫らくして、焼坂へんろ道へ。安和でまた、国道と
一緒になる。このあたりに来るとへんろさんに出会うようになる。どの遍路さんも
最近は旧のへんろ道は歩かないで、国道を歩く人が多いように思われる。
道の駅かわうその里

町の中のお店で小休止する。その後は、国道を進む
。須崎の町に入ったところに在る道の駅「かわうその
里すさき」に寄るが、時間が早いのでお店は閉まった
ままだ。トイレのみ済ませ町の中心部歩く。
途中、時間が早いので大善寺へお参りに行く。大善
寺は二つ石大師と言うそうだ。
二つ石寺にあったありがたい教え。
この宗教の言葉が書かれていた。
自分の信心する宗教の教えと違う部分もあるが、納得できる面もある。
三の徳とは
二つ石寺から川端シンボルロードへの道を
お大師通りと名付けている。
シンボルロードは幅広くきれいに整備され
ているが、何か不自然さが見受けられる。
こぎれいな喫茶店がないか探したが、地元
の様にはない。あるのはカラオケ店と兼用
のお店が多い。
川端シンボルロード(池田堀)を国道近くま
で歩くが何もない、お昼弁当を買うコンビ
ニも無いので、スーパーを探して弁当を買
うことにして、スーパーに入る。時間が早い
が結構のお客の数である。持ち込んで列車
の中で食べよう。
散策の 途中で、面白い表札を見かけて探
して尋ねる。
坂本龍馬の首切り地蔵だという。
須崎市のHPによると、
 幕末、発生寺(ほっしようじ)の住職であっ
た智隆和尚(ちりゆうおしよう)は勤王の志
厚く、同寺は近隣の郷士や庄屋達の密会
の場であったという。
坂本龍馬も2度目に訪れたおりに志士達と熱論となり境内に安置されていた石
仏地蔵を木刀で一刀にて打ち落とした。その地蔵供養のために城山より取って
きた松の木を植えたと伝えられている。松か枯れるたびに、有uが植え替え、現
在の松は4代目のものである。傍には、智隆和尚の墓がある。
と記されていた。

宿泊先

鶴の家旅館


電話番号:0880-66-0310

住   所:宿毛市平田町戸内1659
宿泊料金:5,000円 (1泊1食付)
タオル、ハミガキセットあり、洗濯(接待)
トイレ(和式)
リピート度:◎


      
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